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中心市街地を読み解く ~スマート・プランニングの実践に向けて~ IBS | IBS Annual Report 研究活動報告2017

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(1)

中心市街地を読み解く

〜スマート・プランニングの実践に向けて〜

A Study of Smart Planning Method for Central Urban Area Using Probe Person Data

石井良治

 茂木 渉

**

 伊豆永洋一

**

 原田知可子

 佐藤弘子

**

 大門 創

***

石神孝裕

****

 鈴木多恵子

***** By Ryoji ISHII, Wataru MOGI, Yoichi IZUNAGA, Chikako HARADA, Hiroko SATO, Hajime DAIMON, Takahiro ISHIGAMI and Taeko SUZUKI

1

はじめに

人口減少や郊外の大型ショッピングセンターとの競 合等による中心市街地の衰退が重要な問題と認識さ れ、各都市で中心市街地活性化に向けた取り組みが進 められて久しいが、今なお、道半ばである自治体も多 い。中心市街地は、商業施設や娯楽施設だけでなく、 公共施設、保育施設、病院、福祉施設、公園等の様々 な種類の機能が集まっており、多様な人々を惹きつけ るポテンシャルを持つ場所である。しかしながら、中 心市街地内では、自動車を中心とした交通ネットワー クが構築されており歩行者が歩きづらいといった問題 や、施設が個別の思惑で開発されていて適切な配置に なっていない等の問題により、来訪者が複数施設を巡 り活動する機会を損なっている場合が多い1)。そのた め、中心市街地内を回遊しやすくするように動線をデ ザインし、それを実現する交通施策や施設配置を行う ことが、中心市街地の本来の魅力を発揮するためには 重要であり、ひいては来訪者や利用者の増加や中心市 街地の維持につながると考えられる。

しかし、従来、中心市街地の施策を検討する際に は、道路の整備状況と施設の立地状況から歩道の設置 場所を決める等、インフラ状況のみから施策を検討す ることが多く、インフラ上でどのような人がどのよう な活動しているか(どこからどこに行く人が多いか、そ の時にはどの経路を使っているか等)を把握した上での 検討は少ない。これまでは個人の移動経路を把握でき るような行動データが無かったことが大きな要因とし て考えられるが、近年の ICT 技術の進展により、GPS 等を活用して人の移動軌跡を把握する調査手法が確立 されつつあり、このような個人毎の行動データを用い て回遊性向上のための施策を検討する環境が整いつつ ある例えば、2)〜 5)

さらに施策の検討においては、現在の回遊実態だけ

でなく、施策実施による影響も考慮しながら検討を行 うことが望ましい。個人毎の行動データを活用すれ ば、歩行回遊のシミュレーションを構築することも可 能であり6)、シミュレーションにより施策後の回遊行 動を定量的に把握し、その影響を関係者間で共有しな がら議論を深めていくことが、今後の施策の検討の姿 として考えられる。

本稿では、前述に関連した 2 つの取り組みを紹介す る。1 つ目は、岡山市における先進的な取り組みであ り、プローブパーソン調査と呼ばれる調査により属性 毎の人の行動データを取得し、まちなかの回遊性向上 施策を検討した事例である。本稿では、その調査内容 と、回遊実態の分析内容及び回遊性向上のための社会 実験の効果検証の分析内容を紹介することとする。2 つ目は、国土交通省が推進するスマート・プランニング の取り組みである。スマート・プランニングとは、人の 属性毎の行動データをもとに利用者の利便性や事業者 の事業活動を同時に最適化する施設立地や回遊動線の 構築を検討するための計画手法であり、手法を確立す ることで各自治体が効率的・効果的なまちづくりを進め られるようにすることを狙いとしている。手法の一つ として歩行回遊シミュレーションを用いた施策評価手 法が検討されており、本稿ではそのケーススタディを 紹介することとする。

なお、本稿の内容は、岡山市都市整備局交通政策課 から当研究所が受託した業務成果、並びに、国土交通 省都市局都市計画課都市計画調査室から当研究所が受 託した業務成果をもとに作成したものである。

2

岡山市の中心市街地の現状と既存の取り

組み

(2)

(1)岡山市の中心市街地の現状

岡山市の中心市街地は、岡山駅や大型ショッピング モールが立地する岡山駅エリアと、表町商店街や百貨 店等が立地する既存商店街エリアの二つの商業地を有 している。両エリアは約 1 km 離れているため、両エリ アをつなぐ県庁通り等を活用することで、中心市街地 の回遊性を高め、中心市街地全体の一体的な活性化を 図ることが課題となっている。

図-1 岡山市の中心市街地7)より作成

出典)当研究所職員が撮影(平成 27 年 10 月 11 日)

図-2 西川緑道公園筋のオープンカフェの様子

(2)回遊性向上社会実験の実施

このような状況を踏まえ、岡山市では、岡山駅エリ アと既存商店街エリアの間の回遊性を向上させる取り 組みを検討している。具体的には、両エリアをつなぐ 主要な動線となる県庁通り及び西川緑道公園筋周辺に おいて、自動車から歩行者優先の道路空間への転換に よる歩行者の回遊性向上を検討しており、平成 27 年に は、交通規制やオープンカフェ等を行う「県庁通り・西 川緑道公園筋回遊性向上社会実験」を実施した。

社会実験の概要を表- 1に示す。県庁通りでは、

を設置することで、歩行者が安心して歩ける空間を確 保した。また、沿道民有地の協力を得て、イベント開 催やスタンプラリー等のにぎわい演出を合わせて実施 した。西川緑道公園筋では、交通規制により歩行者天 国にするとともに、沿道店舗の協力を得てオープンカ フェの実施を行った。

表-1 回遊性向上社会実験の概要7)より作成

3

中心市街地における人の行動データの

取得

岡山市では、中心市街地における回遊行動の実態把 握及び社会実験の影響評価を行うために、スマート フォンを用いたプローブパーソン調査を実施した。こ こでは、その実施内容を示す。

(1)岡山市プローブパーソン調査の概要

(3)

表-2 岡山市プローブパーソン調査の概要7)より作成

本調査は、平成 27 年の 10 月〜 11 月の 2 ヵ月間で 延べ 2 , 000 人日のデータ取得を目標として調査を開始 したところ、早期に目標を達成したため、10 月 10 日 〜 10 月 25 日の間の土日 6 日間の調査をもって終了し た。調査参加者に 1 日参加するごとに 500 円、最大 4 日間で 2 , 000 円の謝礼を支給した。

なお、調査日には回遊性向上社会実験の実施日が含 まれており、通常時と社会実験時の回遊行動の違いを 把握することが可能なデータとなっている。

(2)調査対象者の募集方法

本調査では延べ 2 , 000 人日の調査参加者を確保する ために、複数種類の募集方法を組み合わせて調査を実 施した。大きく分けて、事前にポータルサイトから登 録してもらう方法と、当日現地で勧誘し登録をしても らう方法の 2 種類で募集した。さらに、事前登録に関 しては、民間の WEB モニターサービスを通じて募集す る方法と、チラシやホームページ等の広告媒体を使用 して募集する方法を用いた。

表-3 調査参加者の種類7)より作成

(3)調査への参加状況

各募集方法による登録者数は図- 3に示すとおりで ある。本調査では、特に事前一般参加者の人数が多い 結果となった。これは、チラシや街頭モニター、ホー ムページ、SNS 等の各種媒体を通じて積極的に調査 の PR を行ったことに加え、大学や商工会議所、地元 企業、地元団体等に声かけをした効果と考えられる。 プローブパーソン調査は少数のモニター調査であるた め、このような募集による調査実施が参加者獲得のた めに有効であると言える。また、各調査日の調査参加 者数は図- 4のとおりであり、6 日間の調査を通じて、 延べ 2 , 446 人の参加があった。

図-3 募集方法別の参加登録者数7)より作成

(4)

4

プローブパーソン調査データの分析

取得したプローブパーソン調査データを用いて、中 心市街地による回遊行動の把握及び社会実験の影響評 価を実施した結果を示す。

(1)取得されたデータの特性

調査で取得された中心市街地内における移動は、全 部で 2 , 449 トリップであった。ここでトリップとは、 「目的をもった出発地から目的地までの移動」を指す。

図- 5は性年齢別のトリップ数の内訳を示している。 スマートフォンを使用した調査の特性上、若年層の女 性が多く、高齢者は少ない結果となっている。一般的 な紙の調査等では高齢者の回答が多くなる傾向がある のと比較して、データの取得のされ方に特徴があるこ とが確認された。

(2)立ち寄りや滞在の傾向の分析

プローブパーソン調査は、中心市街地における個人 の一連の動きを把握しているため、何か所に立ち寄っ たのか、何時間滞在したのか等、従来の歩行調査等で は把握が難しい指標が算出可能である。

中心市街地に来訪した人の立ち寄り回数を分析した 結果が図- 6である。2 か所以上を立ち寄る人が社会実 験時は 3 ポイント増加しており、社会実験により立ち 寄り箇所数が増えたことが確認された。また、中心市 街地内の平均滞在時間は、社会実験により約 23 分増加 していることが確認された(図- 7)。さらに、増加し た 23 分のうち、約 8 分は徒歩での移動時間の増加であ り、社会実験により歩行回遊が促進されたことが確認 された。

また、施設等での滞留時間も 10 分程度増加している ことが確認された。滞留時間が伸びた場所は、岡山駅 周辺やイベント等が実施されていた西川緑道公園周辺 や県庁通り沿い等であり、社会実験の効果がこれらの 場所に波及していると考えられる(図- 8)。

(3)徒歩による回遊状況の分析

中心市街地における徒歩での回遊状況を図化し、歩行 者がよく利用する道路を分析した。回遊状況の図化にあ たっては、20 m メッシュ単位で「回遊の密度を表す指

図-5 中心市街地内の性年齢別のトリップ数7)より作成

図-6 立ち寄り箇所数別の来訪者割合の変化8)より作成

(5)

回遊の密度を表す指標

= 20 m メッシュ内の GPS の測位点の数 中心市街地来訪者数

通常時の徒歩の移動は、県庁通り以北の中心市街地 の北側で多いことが確認された。特に、岡山駅周辺、 市役所筋、県庁通り、表町商店街周辺での移動が多い ことが確認された。社会実験時には、全体として徒歩 の回遊が増えており、西川緑道公園筋、県庁通りでの 増加が特に顕著である。

図-9 徒歩回遊状況(通常時)8)より作成

図-10 徒歩回遊状況(社会実験時)8)より作成

(4)徒歩の利用経路の分析

社会実験の実施による岡山駅から既存商店街エリア に至るルートの変化を分析する(図- 11)。通常時で は、桃太郎大通りを通り、柳川筋や表町商店街から既 存商店街へ至るルート(③及び④のルート)の割合が高 いが、社会実験時には、西川緑道公園を通過し県庁通 りを通るルート(②のルート)の割合が大きく増加する ことが確認された。また、大型ショッピングモール付 近から県庁通りを通るルート(①のルート)の割合も増 加している。

徒歩の回遊状況の分析結果も踏まえると、通常時は

大通りや細街路等に分散していた徒歩回遊が、社会実 験を行うことで西川緑道公園筋や県庁通りに集まり、 歩行軸が形成されたことがわかる。

図-11 代表的な経路の選択割合の変化8)より作成

5

歩行回遊シミュレーションによる施策検討

取得したプローブパーソン調査データを用いて歩行 回遊シミュレーションモデルを構築し、施策の効果検 証を試行的に実施した。ここでは、その内容を示す。

(1)歩行回遊シミュレーションの概要

プローブパーソン調査等で把握された人の行動デー タを用いることで、人の歩行回遊行動をモデル化(行動 の決定メカニズムをルール化)することが可能となる。 さらに、中心市街地への来訪者数を設定した上で、各 個人について歩行回遊モデルを適用し、中心市街地内 の行動をシミュレーションすることで、中心市街地内 での回遊実態(歩行者数や立ち寄り箇所数等)を推計す ることができる。

(6)

(2)歩行回遊モデルの構造

歩行回遊モデルの構築に際しては、中心市街地にお ける人の回遊行動が、回遊継続選択、目的ゾーン選 択、目的施設選択、経路選択の 4 つの段階から構成さ れると仮定した。これは、中心市街地に来訪した人 は、中心市街地の回遊を続けるかどうかの「回遊継続 選択」を行い、回遊を継続する場合には概ねどの場所 に向かうのかを選択する「目的ゾーン選択」を行い、次 に目的ゾーンの中で具体的にどの施設に向かうかを選 択する「目的施設選択」を行い、最後に目的地までどの ようなルートで向かうのかを選択する「経路選択」を行 う、という順番で行動を決定していくことを想定して いる。目的地に到着し用事を済ませた後には、再び「回 遊継続選択」を行い、帰宅が選択されるまでこれらの行 動を繰り返すことで、ある個人の中心市街地での一連 の回遊行動を表現する(図- 12)。

図-12 歩行回遊シミュレーションの概要9)より作成

各選択における意思決定メカニズムに関しては、離 散選択モデルにより記述した。具体的には、プローブ パーソン調査で把握された個人単位の人の行動データ に加えて、中心市街地の施設のデータや歩行者ネット ワークのデータも活用することで、どういった条件で どのような行動を行いやすいか(施設の多いゾーンを選 択しやすい、歩道が広い経路を選択しやすい等)といっ た関係性を推定した。このような施設の多さや歩道の 広さ等の意思決定の要因を説明変数と呼ぶ。各選択に おける具体的な説明変数に関しては後述する。

なお、本検討で構築した歩行回遊モデルでは、回遊 継続選択と目的ゾーン選択を同時決定するモデルとし

ゾーンの魅力が高まることで、回遊継続しやすくなり 立ち寄り箇所数が増える等の行動を表現できるように するためである。また、目的施設選択に関しては、簡 単のため、人の行動データから把握された各ゾーン内 の施設利用割合の実績値を用いた。

(3)歩行回遊モデルの構築

a) 回遊継続選択モデルと目的地ゾーン選択モデル

回遊継続選択モデルでは、回遊継続か帰宅かを選択 肢とし、その説明変数は、回遊継続回数、総移動距 離、中心市街地への自動車による来訪ダミーとした。 一方で、目的地ゾーン選択モデルの説明変数は、店舗 数、繁華街ダミー、大規模施設ダミー、移動コスト、 ゾーン面積とした。ゾーン面積を考慮しているのは、 同じ魅力度のゾーンであっても、面積が大きい方が、 面積が小さいゾーンよりも多くの人が集まることを表 現するためである。

モデルのパラメータを推定した結果が表- 4であ る。回遊継続選択モデルに関しては、回遊継続を続け て移動距離が多くなるほど帰宅を選択しやすくなるこ とがパラメータの符号から確認された。また、自動車 による滞在は駐車時間等の制約があり、早く帰宅を選 択しやすくなる傾向にあることがわかる。目的ゾーン 選択モデルに関しては、店舗数や大規模施設ダミーが 目的地ゾーンの魅力度を表しており、魅力度が高い ゾーンほど目的地として選ばれやすいことがわかる。

繁華街に関しては、開業時間が遅い店舗が多いた め、昼間の回遊にはマイナスの影響を与えている。ま た、移動コストは目的地までの距離抵抗を考慮してお り、距離が長い場合には選択されにくくなっているこ とが確認された。

b) 経路選択モデル

(7)

図-13 歩行回遊モデルの構造9)より作成

表-4 回遊継続・目的ゾーン選択モデル推定結果9)より作成

表-5 経路選択モデル推定結果9)より作成

(4)歩行回遊シミュレーションによる評価の試行 中心市街地内の来訪者数を母数として、推定した歩 行回遊モデルを個人毎に逐次的に適用することでシ ミュレーションを実施した。施策の効果検証のケース スタディとして、西川緑道公園においてオープンカ フェを実施することによる歩行回遊への影響を分析し た。シミュレーション上では、オープンカフェの実施 場所を商店街とみなして、歩行回遊の推計を行った。 なお、来訪者数のデータの作成においては、岡山市で 実施された休日のパーソントリップ調査の結果を活用 した。

オープンカフェの実施前後のシミュレーション結果 を比較すると、中心市街地全体の歩行者数の傾向は大 きく変わらないが、施策実施箇所である西川緑道公園 筋及び県庁通りの歩行者数が増えていることが確認さ れた(図- 14、15)。

図-14 リンク別歩行者数(施策前)9)より作成

図-15 リンク別歩行者数(施策後)9)より作成

(8)

6

おわりに

本稿では、中心市街地の回遊性を高める取り組みの先 進的な検討事例として、岡山市におけるプローブパーソ ン調査の実施内容とその分析内容を紹介した。人の行動 データを用いることで、単純な歩行者数だけでなく、滞在 時間や人の経路の変化等、より個人に着目した効果の把 握が可能であることが示された。また、人の行動データを 用いた回遊行動シミュレーションを構築し、施策のシミュ レーションを実施した。人の行動の変化を推計することが できるため、歩行回遊シミュレーションは中心市街地の施 策評価に有効なツールとなる可能性が示された。

属性毎の人の行動データを用いることで、個人がど のように動いているのか、施策によって各個人の活動 がどのように変わるのかを把握することが可能となる ため、このようなデータを取得し施策評価に活用する 意義は大きい。岡山市ではプローブパーソン調査の実 施により人の行動データを取得したが、今後は携帯電 話の位置情報や Wi-Fi アクセスポイントが取得している 情報10)等のビッグデータと呼ばれるデータの活用も考 えられ、人の行動データを利用しやすい環境がより一 層整ってくることが期待されている。

その際には、人の行動データを用いて検討を進める スマート・プランニングの確立が非常に重要となる。本 稿で紹介した歩行回遊シミュレーションは、オープン カフェの評価を歩行者数の指標で行っているが、施設 配置等の多様な施策の検討や、来訪者数や滞在時間等 の多様な指標で評価を行えるようにすることが望まし く、技術的な検討は引き続き進めていくべきである。ま た、各自治体がスマート・プランニングを実践しやすく なるように、手法の周知・普及の取り組みも重要となる。 人の行動データと新たな計画手法の普及により、子育 て世代や高齢者をはじめとした多様な人々が活動しやす い中心市街地づくりが全国で行われることを期待したい。

参考文献

1) ヤン・ゲール,北原理雄(訳):建物のあいだのア クティビティ,鹿島出版会,2011.

2) 木下瑞夫,牧村和彦,山田晴利,浅野光行:歩行 回遊行動からみた地方都市における都心歩行者空 間評価に関する一考察,都市計画,Vol. 232, pp. 86 - 95,2001.

3) 北村清州ほか:プローブパーソン調査による交 通行動データ収集・活用の高度化,IBS Annual Report 2005,pp. 29 - 35,2005.

4) 今井龍一・深田雅之・重高浩一・矢部努・牧村和 彦・足立龍太郎:多様な動線データの組合せ分析に よる都市交通計画への適用可能性に関する考察, 土木計画学研究・講演集,Vol. 48,2013. 5) 矢部努ほか:生活行動調査の自動化に関する基

礎的研究〜プローブパーソンデータによる起終 点と手段の自動判別手法の構築に向けて〜,IBS Annual Report 2015,pp. 39 - 46,2015. 6) 伊藤創太,福山祥代,三谷卓摩,羽藤英二:都心

回遊モデルを用いた都市空間改変効果の分析,土 木計画学研究・講演集,Vol. 45,2012.

7) 岡山市プローブパーソン調査業務委託報告書,平 成 28 年 3 月

8) 岡山市プローブパーソン調査結果分析業務委託報 告書,平成 29 年 3 月

9) 都市交通調査の高度化に向けた実践的検証調査報 告書,平成 29 年 3 月

参照

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